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2025.02.21

アマダイ釣りのメッカ相模湾
50センチオーバーが続々と

釣行レポート

ライトタックルと小型電動リールの登場でより身近になった釣り物がいくつかあるが、アマダイもそのうちの一つ。
ひと昔前のアマダイ釣りといえば100〜120号のオモリでタックルもそれに見合ったゴツいものだった。そのためエサ取りのアタリも分からず知らぬ間にエサを取られていたり、仕掛けを上げたらトラギスが掛かっていたなんてことも多かった。
今では道糸もPE2号前後と細くなりオマツリも軽減され、引き味も楽しめるようになったのでアマダイファンも増えてきているようだ。12月22日、アマダイの一級エリアでもある相模湾腰越港の飯岡丸へ釣友と出かけてきた。6時半になって私を含めて6名で出船。15分ほどで腰越沖に到着。

▲当日の釣り場は腰越沖の水深90~110メートル前後

大型チャンス到来

前日は出船取り止めになるほどの南西の強風が吹いたので濁りや底荒れが気がかりだったが、潮色を見るとどうやらその心配はなさそう。
だが、ここ数日で水温が3度下がったらしく魚の活性はどうだろうか。「水深69メートル。人数が少ないのでオモリは60号でやって」とのアナウンスで開始。
狙う水深が浅かったので船長に伺うと、「とりあえず今日の潮具合をここで見る」とのこと。どうやらこれがルーティーンらしく、風と潮の流れを確認して攻めるポイントを決めるそうだ。もちろんこの場所でもアマダイが釣れることもあり、浅場だけにシロアマダイも上がれば御の字といったところだろう。
アマダイ釣りはいたってシンプルで主な釣り方は二つ。 
一つは着底して底ダチを取ったら3回ほどオモリで海底を小づく。振動と砂煙を上げることでアマダイにアピールするアクションだ。もう一つはゆっくり誘い上げてから竿を下ろして落ちてくるエサを演出する。

タナは底上1メートル。ただこれはあくまでも目安で、潮が速ければ50センチ、緩慢なら1.5メートルと調整する。
浅場で10分ほど様子を見てから沖へ。水深110メートルのポイントに移動して再開となる。
この日はホタルイカを持参し、枝バリにホタルイカ、先バリにオキアミを付けて釣友の塙君に試してもらう。すると10分後、塙君にヒット。「何かきたみたいだけどあまり引かないからアマダイではなさそう」と言いながら巻き上げると30センチのアマダイが枝バリに掛かって上がってきた。魚体が冷たいので、活性が低くあまり抵抗しなかったのだろう。

右舷胴の間では森さんが巻き上げ、同サイズのアマダイを釣り上げた。さらに森さんが再投入するとすぐにヒット。
どうやら型がよさそうなので船長もタモを持って駆け寄る。取り込まれたのは50センチのアマダイ。
森さんの快進撃は続き、40センチ、35センチとアマダイを追釣すると、1キロ級のオニカサゴまで釣り上げて独り舞台。あまりの好調さに、「どうしちゃったのだろう。帰りの交通事故に気を付けよう」と森さん。
森さんに圧倒されていた皆さんだったが、塙君、右ミヨシの近藤さん、右トモの大友さんが30〜40センチのアマダイを釣り上げて追いすがる。

▲ 2B〜Bのガン玉を用意しておく

仕掛けの吹き上げを抑えるガン玉の効果

潮の流れが速いとき、先バリから20~30センチくらいの位置にB~2Bのガン玉を打つと仕掛けが重くなり浮き上がるのを抑えられる。ほかにも仕掛けが張るのでアタリに対して感度が高まる、ガン玉の重さを変えることでエサの沈下速度を調整できるなどの効果が期待できる。

海の女神が微笑む

10時になり、私も竿を出す。森さんが底上1メートルで釣っていたと聞いて同じタナにするが、釣れるのはアカボラや小型のアラばかりでなかなか波に乗れない。
一方、塙君や森さん、近藤さんにはアマダイがヒット。アマダイは水温が下がると住みやすい場所に集まる習性があるらしいので、おそらくそんな場所に船が差しかかったのだろう。
3人を写真に収めているとガタガタと私の竿に何かが掛かった様子。急いで戻り、竿を立てて合わせる。巻き上げ途中でギューンギューンと竿を絞り込む。取り込んだのは34センチのアマダイ。
その後もアマダイが濃いエリアに差しかかると船中のあちこちで連発。私も塙君とダブルヒットもあったのだが、彼が40センチのアマダイを釣り上げても私にはホウボウとキダイのダブルと海の女神はえこひいき。

しかし女神が本当にほほ笑んだのは左舷トモの尾島さん。それまで尾島さんだけがアマダイの顔を見ていなかったが、なんと当日の最大52センチを釣り上げると、立て続けに3尾のアマダイを追釣した。 最後に私がなんとか38センチのアマダイを追加したところで沖揚がり。釣果は25〜52センチのアマダイが一人2〜5尾。私以外は4尾が2人、5尾が3人で、サイズもほとんどが30センチ以上と申し分のない結果に終わった。
アマダイ釣りは春の濁り潮が入るまでが釣期。早めに出かけていただきたい。

◀︎ 当日の仕掛け

タックルは80号オモリに対応する全長2メートル前後、7:3調子のゲームロッドと小型電動リールの組み合わせがおすすめ。仕掛けはハリス3号の2本バリ。全長は2~2.5メートル前後が標準となる。

船宿infomation

相模湾腰越港

飯岡丸

TEL: 0467-31-1560

▶︎料金=アマダイ乗合 一人1万1000円(エサ、氷付き)

▶︎備考=予約乗合、6時半出船。ヤリイカへも出船

※料金や集合・出船時間などは本誌隔週刊つり情報掲載時のものです。釣行の際には確認をお願いします。
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