1月中旬、三浦半島〜相模湾にかけての船宿がマルイカ乗合をスタートさせた。エボシ沖、亀城根周り、剣崎沖などにも反応はあるものの、目下の主力ポイントは城ケ島沖。水深は70〜100メートル前後と初期ならではの深場。それでいて釣れるマルイカは胴長10〜15センチの小型が多いためなかなかテクニカルな展開で、いい日でトップ30杯前後、上級者でも15杯前後と苦戦することがある。
昨年はビギナーでもツ抜けを目指せるほど模様がよかっただけについ期待してしまうが、これがこの時期本来の釣れ具合でもある。
それじゃあもうちょっと浅くなってから……と考えるのも理解できるが、実は浅くなればなるほどよりテクニカルになるのがマルイカ。まだイカがスレておらず釣果に差の付きにくいシーズン初期の深場こそ入門に最適なのである。
巻頭特集本編では、マルイカマスターの一人、中村勇生さんにアドバイスをもらいつつシーズン初期の深場マルイカの攻略を考えてみたい。
船宿infomation
三浦半島剣崎間口港
喜平治丸
TEL: 046-886-1110
▶︎料金=マルイカ乗合 一人1万500円(氷付き)
▶︎備考=予約乗合、7時出船(5時半ごろまでに集合)。ほかヤリイカ、ティップランと餌木シャクリのアオリイカへもスポット出船
※料金や集合・出船時間などは本誌隔週刊つり情報掲載時のものです。釣行の際には確認をお願いします。










