今期の東京湾は全体的に水温が低い傾向にある。取材した3月11日の久里浜沖は12度前後だったが、マダイは低水温をものともしない食いを見せてくれた。「むしろ、沖の澄んだあったかい潮が入ってきたときのほうが食いが悪くなることがあります」と三浦半島久里浜港・網屋丸の三富智明船長。低水温でも深いから食うのかと思いきや、水深は40メートルに満たない。近年はこの場所が春の乗っ込み場所になる。
1投目から次つぎに竿が海中に入り込む。1キロ前後主体だがアタリは途切れずに続く。これが最近の久里浜沖の乗っ込みの特徴で、船長はすでに乗っ込んでいるのではと推測。アタリが多いので入門にも最適だが指示ダナ厳守が鉄則だ。ぜひ挑戦を!


船宿infomation
三浦半島久里浜港
網屋丸
TEL: 070-4493-5220
▶︎料金=マダイ乗合 一人1万1000円(コマセ3キロ、付けエサ、氷付き)
▶︎備考=予約乗合、6時集合。ほかタイラバへも
※料金や集合・出船時間などは本誌隔週刊つり情報掲載時のものです。釣行の際には確認をお願いします。




