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2025.05.14

【春マダイ始動!】日本海新潟県・上越市直江津港出船
期間限定の入れ食いを体感せよ!ディープタイラバ最前線

PICK UP

この数年で日本海新潟・上越はディープタイラバのフィールドに成長、周辺各県だけでなく関東からもタイラバファンが訪れている。シーズンは大きく分けて春と秋になり、中でも3月~4月いっぱいにかけての春は期間限定、まさに「プレ乗っ込み」といえる入れ食いが展開される。
上越市直江津港のさとみ丸では今年も3月初旬より上越沖でトップ20枚以上の爆釣開幕となり、下旬にかけては4月のメインフィールドのひとつ米山沖でも模様が上向いている。

ディープの呼び名のとおり狙うポイントは水深120メートル以上が中心。船が安定しないときにはパラアンカーを入れるものの、さとみ丸は基本的にドテラ流しで狙い、釣り人は10人限定で右舷とミヨシ、トモに入る。
使用するタイラバのシンカーは一般的な市販サイズで最大といえる250グラムはもちろん、200、180、150グラムは必須。それも予備、あるいは250グラムでも再着底させにくいときにはシンカーを連結させるため、予備を多めに持参したい。また、潮や風が緩いときにはタイラバを軽くしてもいいから120、100、80号も用意しよう。
ポイント選定に際し船長は魚探反応を重視、イワシやホタルイカのほかアミなどの大型プランクトンなど、ベイトに着いているマダイを狙っていく。探るレンジは海底から20メートルほどのことが多いが、ときに30~40、場合によっては海底から70メートル上でも食ってくるためタナは広めに探って損はない。

さて、実際に釣行すると分かるはずだが、上越のディープタイラバは朝寝坊の傾向が見られ、日が上ってから釣れ始まることが珍しくない。
つまり朝から慌てる必要はないのだが、だれかが1枚釣ったら大いに慌てよう。なぜなら、それが入れ食いスイッチになるかもしれないからだ。
ベイトに着いている魚は捕食スイッチが入ると荒食い状態になることがままあるものだが、上越のディープタイラバはまさにその典型といえる釣れっぷりを見せることが多い。
取材日(初日)も、9時すぎに1枚目が釣れたと思ったらわずか20分足らずの間に乗船者9名全員の竿が曲がり、十数枚のマダイが上がった。爆発的な入れ食いのチャンスを逃さないために、そして存分に楽しむために、巻頭特集本編では「ディープタイラバをディープに楽しむ法」を紹介したい。

船宿infomation

新潟県上越市直江津港

さとみ丸

TEL: 090-2222-0497

▶︎料金=タイラバ乗合 一人1万3000~1万5000円(釣り場により)

▶︎備考=予約乗合。氷販売あり

※料金や集合・出船時間などは本誌隔週刊つり情報掲載時のものです。釣行の際には確認をお願いします。
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